Driver を作成する¶
Driver は、Maya でいうところの DrivenKey+Expression のような機能。
作成する¶
まず、Driven 側(動かしたい側)のプロパティ上で右クリックして、 Add Driver を追加する。
Driven プロパティ上の「Object」に、Driver になるオブジェクトを指定する。
つぎに、どのプロパティで動かすかを「Type」で指定する。
作成すると、Driver を動かすと Driven 側のオブジェクトも一緒に動くようになる。
Driver Settings¶
Scripted Expression¶
Driver には、計算式を挟んで値をセットする機能がある。
DrivenProperty 内の InputVariable の中の(x)が、いわゆる変数名で
InputVariable で指定した値が、(x)で指定した文字列に代入される。
この画像の場合、 var に対して Cube.001 の TransformX がセットされている。
Input Variable で指定した変数は Expression 欄の計算で使用することが出来る。
この Expression の計算結果が、DrivenProperty にセットされる。
このように Expression に計算式を入れると
計算結果が反映される。
Expression 内で使用出来る変数名¶
frame | 現在のフレーム番号を返す。 |
cos(x) | コサインの数値を返す |
sin(x) | サインの数値を返す |
Input Variable¶
変数に代入するための数値の取得方法を決める
Distance/RotationalDifference¶
2つのオブジェクトの距離を代入する
var / 2 のようにすると、2つのノードの間にオブジェクトが移動するようになる。
Differenceは距離、RotationalDifferenceは2つのオブジェクトのRotationの差を返す。
TransformChannel¶
指定オブジェクトのTransformを変数に代入する。
SingleProperty¶
指定のData-Blockのプロパティの値を変数に代入する。
ここで指定する数値は RNA ID name を指定する。
ここで指定したい名前の確認方法は
確認したいプロパティの「CopyDataPath」で取得することが出来る。