mkdocsにJupyterNotebookの結果を表示する
表題の通り。
最近各種コマンドのテストをJupyterNotebook+VSCodeでやることが多いのですが
その結果となるipynbのイイカンジの共有方法が見つからないというか
この結果をmkdocsのこのWebページにおいておきたかった。。。が、
いいかんじに埋め込む方法がない。
最初考えたのはHTML化して埋め込むとか、
ipynbをCacherにUPしてそこでエンコードして表示するとか
GitHubにUPするとか
考えたのですが、ipynbそのままUPすると表示までえらくラグが発生してイライラ。。。
そしたら、mkdocsにそのままコンバートしてUPできるプラグインがあったので
ソレを参考に自分で作って見ることにしました。
nbconvertを使う¶
まず、ipynbをmarkdownに変換します。
これは公式で使えるコマンドライン
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これで変換できます。
なので、とりあえずdocsと同じ階層に notebook フォルダを作り
そのフォルダ階層を、docs下の notebookフォルダに対してmarkdown出力するようにして
その後にmkdocsのビルドをするようにします。
が、
そのままだと見た目がよろしくないのと
markdownのタイトルに日本語がつけられないので
ipynbのファイル名は
markdownName__日本語のタイトル名.ipynb
にして、markdown出力後にtitleを仕込むようにしました。
Jinjaテンプレート¶
出力されるmarkdown側は、--template 引数に対してjinjaテンプレートで作成した
テンプレートを設定することで、自分で見た目をカスタマイズすることができます。
ので、とりあえずmarkdownのテンプレートを作って見ました。
テンプレートの作り方は、
まずは基本となるテンプレートをインポートし、上書きしたいブロックを追加していきます。
https://nbconvert.readthedocs.io/en/4.2.0/customizing.html
上書きするブロック名などはここを参考にしました。
カスタマイズポイントは、JupyterのCellごとに番号を入れることと
SuccessとError部分はわかりやすくブロック化すること。
完了はこうだし、
エラーの場合、こんな風に表示されます。
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後はこんな感じでPythonコードを書いて、Deployするコードと同じBatchに
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こんな感じで書きます。
create_mkdocs_pages.pyは、mkdocs.ymlに自動でnavカテゴリを追加してくれるコマンドです。
なので、
まずipynbからmarkdownを作り、そのmarkdownでNavメニューを作ってくれます。
出来あがったテストページが
https://fereria.github.io/reincarnation_tech/60_JupyterNotebook/NoteSample/
こちら。
結構見やすいし、セルごとにクリップボードコピーもできるのがGood。
これでテストしたりとか検証した物は投げ込んでおけばイイカンジのスクリプトメモになりそう。
やはりmkdocsは便利。