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VSCodeのJupyterNotebookで環境構築

VSCode の JupyterNotebook 環境では、環境変数を VSCode 側で設定することができないので
任意のディレクトリを PYTHONPATH に通したり..を、VSCode のワークスペースの設定に入れても効果がありません。

(通常のワークスペース設定はこのあたり) それだと困ること(USDとか)も多いので、それを追加モジュールを入れることで対策します。

ワークスペース作成+ venv作成

まず、VSCode のワークスペースを作成してから、そのワークスペースに pipenv を使用して
仮想環境を作ります。
venv は、ワークスペース以下に作りたいので、環境変数で PIPENV_VENV_IN_PROJECT を指定しておきます。

set PIPENV_VENV_IN_PROJECT=true

そのうえで、仮想環境を作ります。

pipenv install

これで仮想環境ができました。

次に、仮想環境に dotenv を入れます。

pip install python-dotenv

入れ終わったら、ワークスペースのルートディレクトリに .env ファイルを作り、
指定したい環境変数をセットします。

PYTHONPATH="C:/USD/lib/python;${PYTHONPATH}"
PATH="C:/USD/lib;C:/USD/bin;${PATH}"

自分の場合は、USD 関係のパスをこれで入れています。

後は、この仮想環境に Notebook を動かすのに必要なモジュールをインストールして準備は完了です。

Jupyter で実行する

.env を追加したら、後は Notebook で以下のコードを実行してからコードを書きます。

%load_ext dotenv
%dotenv .env

これで、.env で指定した環境変数が効いた状態で Notebook を使用できます。

参考