RenderImageでUSDをレンダリングしよう
USD には、 UsdAppUtils と呼ばれる USD の画像を表示したり記録するためのユーティリティを持つ機能をもつクラスが 用意されています。
これを利用すると、Python を利用して USD のシーンをレンダリングすることができます。
今回は、この機能を使用してレンダリングをしてみます。
準備
まず Python 環境を準備する必要がありますが、この時に注意が必要なのが UsdAppUtils は pip install でインストール可能な usd-core には含まれていないため この機能を使用したい場合は自前でビルドして置く必要があります。
ので、 USD を使ってみる このあたりを参考に、USD をビルドしておいたうえで Path を通しておきます。
サンプルシーンを作る
次に、サンプル用のシーンを用意します。
今回はシンプルに、Cube とカメラだけあるようなシーンをあらかじめ Houdini で用意しておきます。
こんな感じのカメラを作りました。 これを保存しておきます。