USDの便利なツールたち (4) edit
usdedit は、デフォルトで提供されているコマンドラインツールの1つで、指定した USD ファイルをエディタえ開き
アスキーで編集することできる機能です。
元がアスキーファイルではなく、バイナリーや、あるいは FileFormatPlugin で対応したファイル
フォーマットであっても、アスキーで編集し、元の形式に再保存することができます。
(ただし、公式にも書いてありますが 完全にフォーマットをカバーしているわけではないのに注意が必要)
使用方法
使い方は非常にシンプルです。
コマンドラインから、 usdedit 編集したいファイル名 を入れて実行します。
実行すると、テキストエディタ(デフォルトだとメモ帳)が起動します。
開いたファイルがアスキーでない場合も、自動的にアスキーで
TempDir に保存され、一時ファイルとして扱われます。
このアスキーファイルを書き換えて保存して、メモ帳を終了すると
編集したいファイルがアップデートされます。
自分の好みのエディタを使用したい場合
デフォルトだとメモ帳になりますが、
そうではなく自分の好みのエディタを使用したい場合もあるとおもいます。
その場合は、環境変数(USD_EDITOR)に使いたいエディタのパスを入れると
そのエディタで編集することができます。
VSCode を使用したい場合ならば、
code を入れておくと、
VSCode で編集できます。
今までだと、usdcat でアスキー化してからエディタで中身を確認していたこともありますが
そういった場合も usdedit を使用すればお手軽にできそうです。